第一回 日本在宅医療連合学会 大会
去る7/14-15日に東京新宿の京王プラザホテルにて在宅医療学会と在宅医学会が一つに統合され、記念すべき第一回在宅医療連合学会が開催となりました。
今後の在宅医療業界では中心的な存在になるものと思われます。
カットエッジな発表も多く、展示されている医療器機も在宅診療に特化され今後の発展が楽しみな印象を受けました。
学会発表で毎回思うこと。それはせっかくのいい内容であっても発表者の伝え方によっては聞き手側の理解が乏しくなってしまう、という残念なことです。
そんな中で、私が在宅診療を学んだ宇都宮さつきホームクリニックの月永先生の発表は、特別に素晴らしかったと思いました。発表内容が良いことは間違いないのですが、何が重要で何が問題点でそれに対してどのようにアプローチしたか、を分かりやすく述べられていました。また月永先生の在宅に対する熱心さがよく伝り周りで聴いているものが思わず「なるほど」と大きく頷いてしまう。素晴らしい。
新規立ち上げの当当クリニックからの発表はなかったのですが、次回から世に発信出来るようなカットエッジな診療を心がけたいと思っています。